約１年前の電柱倒壊事故について
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2021年8月21日（土）
午前9時20分頃発生の交通事故により電柱の倒壊。
午前9時50分頃～午後10時までの約12時間に渡る長時間停電
当店は当日の御予約をお受けしていたにもかかわらず
営業する事が出来ず繁忙期の土曜日の営業がパアになりました。
2021年8月23日（月）
某・大手保険会社代理店さんが来られ状況を説明。
既に営業損害の概算を出してあったので手渡しする。
この後、某・大手保険会社へ状況を報告したあと
説明の電話をさせるようにします。と・・・
「どうしても保険会社は事務的に話をするのでイラッとされるかもしれませんが、そのような事の無いように誠心誠意言うように言っておきますのでよろしくお願い致します。」と説明有り。
当日、某・大手保険会社から連絡が有り事務的に淡々と話すのでイラッとする。
「そちらもお仕事なのはわかりますが、もう少し言い方有るんじゃないですか？」
あ、そうですか！どうもすみませんっ！的にいなされ再度イラッとする。
営業損害の状況がわかる物を追加提出を求められる。
2021年8月24日（火）～30日（月）頃まで
ほぼ毎日のように某・大手保険会社へ連絡を試みるものの
「顧問弁護士とも話していますが法律的には営業補償する義務が無い」の一点張り。
「確かに法律的にそうなのかもしれませんけど、じゃあ最初から貴方はどう思っていらっしゃるかわかりませんが、ほぼお金なんて出ませんよ！と最初から言えば良かったじゃないですか。アレも出せ、コレも出せと自営業者の手間と時間を潰させて個人商店だと思ってバカにしてます？」
「別に私は営業補償支払うとは一言も言っておりませんけど！」
あ～、開き直って逆ギレしはったわ・・・
「あ～、なるほど営業補償する義務が無いから、気に入らなければ訴訟でも何でも起こせば良いでしょ？と言いたいんですね？」
「まあ、そういう事になりますかね」
埒が明かないので某・大手保険会社代理店さんへ連絡。
「法律的には営業補償する義務が無いの一点張りなんですが実際のところはどうなんですか？」
「そういう言い方でしたか・・・・正直なところ、コンビニの駐車場で車が店舗に突っ込んだというのがよく有るでしょう？例えば1年前の同時期に10万売上有って、この日に事故でほぼ営業出来ない状況になって売上3万にしかならなかったから差額の7万を払いなさいと言ってもその根拠が？と却下される可能性が高いのですが、確かに言い方が良くないですよね？もう一回掛け合ってみますのでお時間頂いて良いですか？」
その間、「精査しております」「精査しております」「精査しております」で延々と引き伸ばされる。
2021年9月20日（月）
「すみませんが、いつまで精査しているんですか？（笑）」と連絡すると
「電柱倒壊による停電で営業が出来ない状態になる事は想定出来ないので営業補償出来ない」
「当日の売上が駄目になったとしても他の日に予約移動が効くと思いますので」
「御社は創業年数が長いようなので既存のお客様が別のお店に行く事は考えにくい」
「停電による冷蔵庫、冷凍庫の中身が無駄になるのは考えられるので食材の弁償だけする」
要は「冷蔵庫の中身だけは見てあげるけど営業補償は一円も出せません！」という誠意の欠片も無い内容でした。
2021年10月19日（火）
冷蔵庫の中身だけは見てあげるとの結論になりましたので、それに対する自認書が届き中身を記入し送り返す。
2022年7月29日（金）
自認書提出から9ヶ月以上ほったらかしを受け「お客様センター」へ連絡を入れる。
これまでの経緯を記載し、企業である以上1円でも支払いを少なくするのも仕事なのは理解出来ますが払えない（払いたくない）なら払えない理由を「こうこうこういう理由で払えません」と説明責任が有るのではないですか？
2022年8月1日（月）
某・大手保険会社から連絡が有り
「先日送っていただいた自認書に基づきこれをもって示談とさせて頂きます」
「ちょ、ちょ、ちょい！シレ～っと話進めているけど9ヶ月以上ほったらかしにしておいてその前に何か言う事有るんじゃない？」
「は？何をですか？」
「そちらも1円でも支払いを少なくするのも仕事ですから、それはわかりますよ！わかりますけど、それと放置するのとは別の話でしょ？」
「私だって、この一件だけの仕事じゃないですから！」
「そんなもん、当たり前でしょ。9ヶ月以上ほったらかしの仕事一件だけしか担当して無い訳ないでしょ！（笑）まず、ごめんなさいじゃないんですか？」
「対応が遅くなっており申し訳ございません」
「お客様センターから連絡来なかったら、そのまま諦めるまで放置するつもりだったんでしょ？」
「それについてはお答え出来ません」
「ほう！昭和の大物政治家発言みたいですね。今度こそお願いしますよ」
2022年8月4日（木）
損害賠償に関する承諾書が届き送り返す。
2022年8月12日（金）
冷蔵庫の中身の分だけ保険金が支払われました。
「やられ損」という言葉を耳にした事はありますが自分の身に起きるとはね。
自営業者さんの参考になれば・・・と思います。